高原町の狭野神楽『祓川神楽』

祓川神楽1宮崎県には、各地区で継承されている神楽が多くあります。
なかでも、天孫降臨の地、高千穂峰の頂上にある天逆鉾有する(たかはるちょう)で、
12月に行われる神舞(かんめ)の見学に出かけるのはいかがでしょうか。
地元では、神楽(かぐら)ではなく、神舞(かんめ)と呼びます。

 

高原町にある狭野神楽は12月の第1土曜日、祓川神楽は12月の第2土曜日に開催されます。
どちらも、400年を超える歴史があり国重要無形民俗文化財に登録されています。

夕刻から神事が始まり、翌朝の7時ごろまで、夜を徹して舞が奉納されます。
祓川神楽3それぞれ、舞の名称が異なりますが、狭野神楽では子どもが真剣をにぎって舞う「踏剱」、祓川神楽では12人が1時間かけて舞う「十二人剱」が見どころともいわれています。
一日では見学しきれないので、複数年にわけて見学に行く人もいます。

 

真冬の寒い時期に開催されます。かがり火がたかれていますが、足元が冷え込みますので、タイツなど重ね履きしたほうがよいかと思います。

天候により、神楽殿での開催になる場合は、座布団を持ち込みされるとより快適に見学できると思います。
途中でぜんざいなどのふるまいが行われることがあります。施設のお手洗いを利用することができます。

 

祓川神楽2祓川神楽は観光客相手ではなく、氏子に代々伝わる大切な行事です。保存継承のためにも、見学の際にはぜひとも初穂料をお納めいただきたいと思います。次年度には、案内のはがきが送られてくるようになります。

また、この神舞の開催時期は、タイミングがあえば、年間三大流星群のひとつであるふたご座流星群が見られます。
神社へ向かう道中では、見晴らしの良いところで空を眺めるのはいかがでしょうか。

星降る夜神楽の思い出は、神話のふるさと、宮崎県を訪れたことをいつまでも記憶にとどめてくれることでしょう。

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